Email:info@takeda-kahei.co.jp
☎052-623-2511
(受付時間 9:00〜17:00 土日祝休み)
匠の手技「有松絞り」
有松の町は、慶⻑13年東海道筋に⽣まれた町であり有松絞りの開祖⽵⽥庄九郎始め
8 名の移住者によって誕⽣した。
有松の町の特⾊は以来約400年綿々と絞り⽣産を⼀貫して業とし、町全体が絞
り業者のみで形成されて来た為に、江⼾時代の町屋建築が昔のまま数多く残されている
ことである。
東海道を描いた、広重の鳴海の宿は、有松を描いたもので画中の⽂字に名産、有松絞り
と記してあり、その⾵景其のままが今⽇の町に残っている。有松絞りは、尾張藩御
⽤として納⼊し、諸⼤名との交際に⼟産の品として好んで⽤いられたが、同時に尾
張藩の保護政策をうけて有松以外の⼟地での製造卸業を禁じた事と、東海道を往来する
旅客の⼟産品として珍重された事が、有松絞りを⽀えて来た⼤きな柱であった。
今では全国の百貨店・呉服店等に売られているが絞技法は約100種にも及び製品も絹・
綿・化繊に絞りをして伝統の⼿法を今⽇に伝えています。